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中山道醒井宿 1990年3月 滋賀県米原市醒井
古い町並みの散策は高校生のころからの趣味だが、意識して街道や宿場町を訪ねるようになったのは、おそらく1990年くらいのことだった。その最初の方で訪ねた宿場のひとつが醒井宿だ。
街道の横を川が流れている光景が印象的だった。
水に関わる名所も作られていた。
川の水が生活の中で使われているのが、いかにも湖国滋賀県らしい風景だ。
以上は1990年3月の写真。滋賀県米原市醒井。
まだフィルムカメラの時代だ。
当時は訪れる人もない静かな宿場だったが、その後、醒ヶ井は梅花藻で売り出して、季節になると観光バスツアーもやってくるようになった。
2008年7月 米原市醒井。
川の中に咲いている白い小さな花が梅花藻の花。梅の花に似ているので、そう呼ばれている。
宿場の外れにある六軒茶屋。昔は同じような家が六軒並んでいたそうだ。
2008年7月 米原市醒井。
相変わらず美しい町並みが続く。 2017年7月。 米原市醒井。
宿場の町並みからは少し離れたJRの駅の近くに藁葺き民家が一軒だけ残っている。
2019年11月 米原市醒井。