京街道枚方宿。
2019年7月 大阪府枚方市。
大阪府で5番目の大都市、枚方市のど真ん中、京阪電車枚方市駅（特急も停まる）のすぐ前を京街道が走っている。しかも、けっこうたくさんの町家が残っており、町並みも健在だ。こんな都会の中心に古い町並みが残っているのを見ると嬉しくなる。
ばったん床几。倒すと床几が現れる。昔は普通の家でも家の前に床几を出して、道行く近所の人と世間話をするというのはよく見かける光景だった。
矢切りには鏝絵がある。
いかにも大都市を通る街道。町家の後ろにはイオンのビルが見える。
袖壁には漆喰の細工がある。
最後の写真は鍵屋さんのもの。今は記念館のようなものになり、公開されている。昔は料理屋さんだった。裏は川につながっていて、小舟が浮かんでいた。40年以上前に1度だけここでの宴会に呼んでもらったことがある。私の地元の料理屋さんとよく似た造りだったことを覚えている。その料理屋さんも川べりにあったので、元は同じような船宿だったのかもしれない。
2019年7月 大阪府枚方市
京阪電車枚方市駅を淀川側（北側）に出た広場に京街道の看板と地図がある。それをたよりに東見付から西見付まで街道をたどることができる。