2020年7月。 岡山県岡山市東区西大寺東。
私は生まれた町の近くに近鉄電車の乗換駅の西大寺駅（今の名称は大和西大寺駅）があったので、西大寺というと奈良だと思っていた。そもそも奈良の西大寺駅の近くに西大寺というお寺があることも高校生くらいまでは知らなかった。後にはだか祭のニュースなどを見て岡山にも西大寺があることを知った。
その岡山の西大寺を始めて訪れた。平日の午後遅くとあって、境内には誰もいず、閑散としていた。
門前には懐かしい雰囲気の商店街が続いていた。平日で紋日でもないので、人通りはほとんどなかった。
家具やさんだったのだろうか。看板だけが残っている。
表は洋風だが、奥には昔ながらの日本家屋が残っている。表だけを建て替えた看板建築というらしい。古い町ではときどき見かけるが、この通りにはたくさん並んでいた。（岡山市東区西大寺中）
西大寺観音院の裏の方。
立派な門のある民家。
元は何の建物だったのだろうか。印象的な建造物。
横尾忠則の好きそうなY字路。
近くの山陽板紙の工場。レンガ造りの建物が残っていた。
その横の方には昭和の公営住宅のような建物群があった。団地ができる前の公営住宅はだいたいこんな感じだった。今でもときどき見かける。（岡山市東区西大寺東）
一番上に掲げた立派な民家。「維持するのが大変だから、誰か買ってくれないかな」とご主人はおっしゃっていた。（岡山市東区西大寺東）
2020年7月。 岡山県岡山市東区西大寺中、西大寺東。