2024年9月。 奈良県御所市今住。
昔からの知人が生家を利用して古民家民宿をやっていると聞き、当時からの友人たちと訪れた。
古民家の宿 勝右衛門。
障子の格子が美しい。泊まった部屋は大正時代の建築。食事に使った主屋は江戸時代の藁葺き民家。知人が生まれたころにはすでにトタンがかぶせてあったそうだ。
庭の向こうの小屋の前には割り木が積んであった。風呂は薪で沸かしているそうだ。2時間かけて沸かしてくれたお風呂だが、中は現代風に改装されていて浴槽も薪で沸かしたお風呂には見えない。昔ながらの五右衛門風呂であれば体験としては面白いが、残念ながら宿泊したお客さんにとって快適なお風呂とは言えない。おそらく民宿を始めるずっと以前に改装したのだと思う。
何か所か建物と一体化した塀の上に瓦屋根が葺かれていた。
玄関わきにある切支丹灯籠。一番下に稚児のようなものが彫られているが、マリア様を模したものだそうだ。それでもそこまでは土を被せてばれないようにして拝んでいたらしい。100年ほど前に長崎から購入したそうだ。
家屋内に安置されている阿弥陀如来像。江戸時代、当家の前で行き倒れになった僧侶が櫃に入れて背負っていたそうだ。以来、家の前に祠を建て安置してきたが、後に家の中に置くようになったそうだ。
すぐ近くの丸太中嶋製薬。茅葺の民家が残っていた。葺き替えられたばかりということで茅葺屋根が美しかった。
門の内側には昔の消防ポンプがあった。古い立派な民家ではときどき見かける。
丸太中嶋製薬の敷地内の別の二階建ての建物も和洋折衷でいい感じだった。
勝右衛門の前の通り。ぎりぎり軽トラが入れそうな幅の道の両側に石垣や漆喰の塀、板張りの壁が続いていて、最高に美しい小道だった。
付近の風景も美しい。
宿から近鉄市尾駅に向かう道沿いの風景も懐かしいものがあった。
村では昔の牛乳箱をたくさん見ることができた。
(それぞれの写真はクリックすると拡大されます)
#古い町並み #大和棟 #勝右衛門 #丸太中嶋製薬 #掖上の道







































1 Response to 御所市今住(1) Imazumi, Gose, Nara