2022年3月。 和歌山街道宮前宿、角屋旅館（右） 三重県松阪市飯高町宮前。
このあたりには昔は旅館が6軒立ち並んでいてずいぶんにぎやかだったそうだ。劇場もあり、そこで小津安二郎も芝居を見た。芝居を見た後、この角屋旅館で鮎を食べたと小津の手紙に記されている。
奥が角屋。
このあたりに6軒の旅館があったそうだが、今も残るのは角屋だけだ。
小津安二郎はこの地の小学校で1年間代用教員を勤めた。小津の下宿先の家。
角屋は花岡神社の真ん前にある。この神社の門前に宿場があった。
花岡神社から珍布峠の方へ向かう和歌山街道。
「れいふみち」の道標。
珍布峠（めずらしとうげ） 峠に切通が作られている。藩主が駕籠で通るために作られたのだろう。当時としては大変な土木工事だったのかもしれない。
最初の2枚の写真は同じように見えるが、峠の両方向からの風景。
宮前宿から峠とは逆方向へ向かったところの街道の風景。
（それぞれの写真はクリックすると拡大されます）
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