伊賀上野(2) 伊賀街道と大和街道の町並み Igaueno, Mie

2007年7月 三重県伊賀市上野農人町。

 

 

伊賀街道と大和街道が交差する井本薬局さんの前の通り。伊賀上野の町並みのランドマーク的な存在。袖うだつの姿も見える。 2007年7月 三重県伊賀市上野農人町。

 

瀧本酒造さん。この当時はまだ作っておられたはず。 2007年7月 三重県伊賀市上野。

   

ここからは2015年の写真。農人町の井本薬局さんのあたりの町並みは健在だった。

            

山口表具店の看板はそのままだったが、瀧本酒造さんの東天紅の看板はなくなっていた。2015年。

   

大和街道沿いの町並み。2015年1月。

   古い看板が残っていた。

   

なまこ壁の変形。比較的新しい。 2015年1月。

       

レトロな風呂屋さん。一乃湯さん。 2015年1月 伊賀市上野西日南町。

 

麹屋さん。

 

ここで私は自分にとっては大きな発見をした。他の人にとってはまったくどうでもいいことだけれど。

家の中や村の中で日常的に使っている言葉で、語源や漢字が全く思いうかばない単語がある。そういう単語のひとつに「こうじゅうた」があった。餅つきの時に使う道具で、丸めた餅を並べたりするのによく使う道具だ。世間では「餅箱」と呼んでいるかもしれない。それをうちの村あたりでは「こうじゅうた」と呼んでいる。

それがこの麹屋さんに積み上げられているのを見て、ひらめいた。もともとは「麹板」だったのだと。ところが、後に醤油屋さんの見学で、麹に蓋をかぶせるのにこれを使うということを知った。正しくは「麹蓋(こうじふた)」だったのだ。そういう私にとっての大発見のあった麹屋さんです。

 

上野天満宮。 2015年1月。

    

天満宮のそばのはきもの屋さん。大量の下駄が正面に飾られていてびっくりした。 2015年1月。

以下も2015年1月の写真。

              

以上は2015年1月の写真。

ここからは2017年12月の写真。

 

以前に大発見した麹屋さんは3年後も健在だった。

 

年末だったのでしめ飾りが売られていた。タイの干物をくくりつけたしめ飾り。他の地域では見かけたことがない。

私の家から東の方に出かけるときは必ず伊賀上野を通るのでたまに立ち寄る。2022年4月にもちょっと車を止めてぶらぶらしていたら、いつの間にか農人町のあたりに出た。町並みに惹かれて歩いていたら知らず知らず伊賀街道を歩いていたらしい。

  上野車坂町、2022年4月。

上右の写真の妻入りの家は記憶にあった。2015年の写真が残っている。

山口表具店もうっすらと記憶にあった。歩いているときには気付かなかったが、2015年の写真には残っている瀧本酒造さんの建物は2022年の写真ではなくなっている。

 山口表具店の向かいの袖うだつのある建物は健在だった。

農人町の菅野酒造場は今も営業しておられる。立派な袖うだつの写真は2015年にも撮っていた。

 

歩いていると伊賀牛の金谷さんや井本薬局のあたりに出た。ここまで来て伊賀街道を歩いていたことに気づいた。

 

 

伊賀街道と大和街道の交わるところにある井本薬局さんは今も健在だった。伊賀上野のランドマークだ。

大和街道沿いには古いランプも残っていた。

  以上は2022年。

(それぞれの写真はクリックすると拡大されます)

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