![](http://masataka.ciao.jp/wp-content/uploads/2020/02/2020_02_03_03吉良川040.jpg)
2020年2月、高知県室戸市吉良川町。
水切り瓦と呼ばれる何層にもなった壁の瓦がこのあたりの民家の特色だ。よく似たものは他の町でもみかけたことがあるが、ここまでのものはこのあたりだけだと思う。
赤レンガを使った家も何軒かあった。
美しい格子戸や、懐かしいガラス障子も見える。
「ぶっちょう」と呼ばれる床几。関西のばったん床几と同じだが、こちらの方がサイズが大きい。畳一畳ほどの大きさだ。
なまこ壁も目立つ。
なまこ壁や水切り瓦を装飾にも使っている。
石垣や石積にもユニークなものが多かった。
壁の曲がり角の水切り瓦や矢切に作られた鏝絵が美しい。
カーブになった石積。
珍しい木造三階建て。
お遍路の地だけあって、旅館も健在だ。
大規模ななまこ壁。
赤レンガの壁。
漆喰で作られた商品看板。
こういう古い町並みには必ずと言っていいほどある古めかしい洋風建築の郵便局。
取り外して保存されていた鏝絵。
この町の祭りで使われる装飾。
2020年2月、高知県室戸市吉良川町。