飛騨金山 Kanayama, Gero, Gifu

2021年11月。 ハウルの動く城に似ていると評判の民家。 岐阜県下呂市金山町金山。

飛騨金山駅にある観光案内所に「筋骨めぐり」の地図が置いてあった。筋骨というのは狭い路地のことをいうのだそうだ。たいして期待もせずに地図に沿って歩いてみた。

 

歩いてみて驚いたことは、これらの筋骨がまるで立体迷路のように入り組んでいることだ。ふたつの比較的広い通りの間に狭い水路がある。この水路は通りより建物の1階分ほど低いところを流れているのだが、この水路の上に通りに面した建物から出っ張って建造物が作られている。このふたつの通りをつなぐ筋骨は階段を下りて水路に出て、そこからまた階段を上がってもうひとつの通りに出るようになっている。そしてまた、水路に沿っても筋骨が通っている。この風景はよそにはないものだ。下呂温泉から近いので、行くことがあればついでに寄るべきところだ。不思議な世界を堪能できる。

 

水路の上に鉄骨が建てられ、その上に通りから張り出した建物が建てられている。一番上のハウルの動く城のような建物もそのひとつだ。

   

建物の下をかがむようにして通らないといけない場所もある。

水路にはところどころに水場がある。水道のない時代には貴重な場所だっただろうが、今でも使われているようだ。

   

表の通りには街道筋らしい建物が多く残されている。

立派なうだつの上がった高木酒造。

 

杉玉にしめ縄が掛けられていた。

 

木造三階建ての料理屋、清水楼。

 

 

路地の奥にはお風呂屋さんがある。廃業された建物が公開されていた。

  番台。

 

湯船は私が通っていた風呂屋さんなどと比べるとだいぶ小さい。

(それぞれの写真はクリックすると拡大されます)

#古い町並み #飛騨金山 #筋骨めぐり #ハウルの動く城 #高木酒造 #清水楼

下呂市. Bookmark the 記事のURL.

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